ワンと鳴いて尻尾を振ったら構ってくれる?

 

 

 

のあたる場所

 

 

 

 

 

今日も2−4に来てます。

 

「湯浅くんって、本当に神原くんのこと好きよね〜。」

 

クラスの女の子に言われてしまった。

うん。

だって、ここは居心地が良いからね。

 

「涼っち〜愛してるよ〜。」

 

耳元で言ってみたら、すぐ反応有り。

―― 蹴りを入れられました・・・氷川 蓮クンに。

突っ伏して寝てるみたいだったから、完全に油断してた。

でも、なんで氷川に蹴られなきゃいけないんだかね〜。

涼っちはフツーに笑ってるのにさ。

 

 

この子はよく笑う。

何の悩みもないような顔で、すごく楽しそうに。

実際楽しいんだろうけどさ、こんなに笑顔全開なのって、俺は涼っちしか知らないし?

で、なんか空気があったかい・・・気がする。

太陽(おひさま)みたい・・・?

うわ〜!なんか少女マンガみたいな台詞〜!

でも、そんな感じがするんだよ。

 

「なぁなぁ、俺って猫っぽくない?」

「は?」

「だ〜か〜ら〜!猫!」

「癖っ毛が?」

「・・・そうじゃなくてさ・・・。」

「猫っていうと、どっちかって言うと蓮かな?気紛れだしさ。

 慎は・・・大きな垂れ耳の茶色の犬・・・って気がする。」

「大型犬?」

「そ。構ってやらないと拗ねるし、おやつあげると尻尾見えるよ?」

「俺、尻尾振ってる?マジ?

涼っちのお菓子、美味しいから仕方ないって!

ん・・・そんな話じゃなくて〜・・・ちなみに涼っち、犬好き?」

「好きだよ?」

「ならいっか〜。」

 

 

だって、犬だってよく日向ぼっこしてるじゃん。

それって太陽が大好きだからだよね。

だったら太陽にも好きでいてもらいたいじゃないですか。

 

いつだって陽のあたる場所にいたいんです。

 

 

 

・・・ちょっとくらい猫に引っかかれても、ね。

 

 

 

 

もうこれじゃ強化になってないよ・・・(遠い目)。

・・・という感想が聞こえてきますね・・ふふ・・・。

科学部事件簿の中で一、二を争うアホの湯浅の話です。って・・湯浅って紹介してないね〜(汗)。

主人公の同級生で、バスケ部のサボり魔、更に非常にアカルイ頭の持ち主になるかと・・。

次は『夢の続き』か〜・・・どっちに科学部にするか朱の記憶にするかすらも決まってないけど

気合と根性でどうにか間に合わせてみましょうかね・・・。ってかゲーム作れよって話だよね・・・はは・・。


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